Nishijima Photo Studio

個展まで2週間。まだジタバタと撮影に行っています。

熊本県の長部田海床道路。海に沈む道。

平日なのに沢山の人出です。

デジタルカメラになって誰もがたやすく撮影できるのは、本当に素晴らしいことです。

2011年「博多湾、海を見にゆく」福岡アジア美術館　以来8年ぶりの個展を開催いたします。題のとうり、七月と八月に撮影した写真、約20点の展示です。期間中は16時から会場に居りますので声をかけてください！

有名な撮影地にはほとんど行かないのですが、今回は篠栗九大の森の沼杉。
最近になって一般公開されて、SNS等で話題の別名ラクウショウです。
やはり5人のカメラマンとご一緒になりました。
とりあえず挨拶して、順番を待ちます。
報道現場（多少経験あり）などのようなピリピリした空気感はなく、
キヤノン、ニコン、ソニーがどうしたこうしたと、
和やかなカメラ談義は楽しいものです。

通っているといえば、福岡市西区今津の毘沙門海岸。
碁石鼻と呼ばれる岩場にある巨石です。
以前は車で近くまで行けたのですが、道路の浸食が進み危険なため封鎖中。
今年は、夏草の中をかなりの距離を歩きました。
事前に満潮時間を調べ、2時間ほど三脚を立て撮影しましたが、
運良く小鳥が留まった瞬間を捉えることができました。

気に入って通っていた風力発電の風車が火事になりました。
佐賀県、串崎発電所、高さ60m、羽40m×3。
樹脂製の羽は全て焼け落ちました。
岬の突端にあった風車は、美しく、風格さえ備えていました。

串崎風力発電所

(C)朝日新聞社

最近は暑すぎて苦手にしている夏が終わり、すっかり秋になりました。
先日、当HPからの画像盗用があり、これには怒るというより呆れてしまいました。
教えてくださった方にお礼を申し上げます。

いつまでも初心で写真に取り組まなければいけませんね。自戒を込めて。

九州ではどこでもそうだけど、セミがうるさい！
夜明け直後からクマゼミが鳴き始めるので、窓を閉めエアコンで寝ていますが、
この季節が一番苦手です。
4m道路を挟んで、2軒の一戸建ての庭、すぐ近くには児童公園、道路の街路樹から
騒音の嵐です。
ニイニイゼミからクマゼミ、そしてツクツクボウシに夏も移って、静かな秋が待ちどうしいこの頃です。

福岡に戻って12年、野球観戦に行ったことがない！
これはいかんと、自転車で15分ほどかけてヤフオクドームに行ってきました。
神宮、東京ドーム、西武ドーム以来、15年は経つでしょうか、
今の野球は見事にショウアップされて、LEDランプが眩しいかぎり。
買った弁当は「中村7弁当」。中村晃ファンなのです。
チキンカツ、焼肉、唐揚げ2個、お好み焼き、焼きそば、シューマイ、ソースポテトに大盛り飯、
タイトルは「中村晃弁当、がっつりどうぞ！」
50代にはキツ過ぎ。
ともあれ、ホークスも勝利し、満足な夜でした。

考えが煮詰まると島に逃げます。帰りの便までは島から逃げ出すことができないため、島の中で考えます。悪戦苦闘と同時に、リラックスができるのが島だと思っています。タヒチ、フィジー、プーケットピピ島、ハワイ、エーゲ海。小笠原、奄美、うちの近くの能古の島。島で過ごした時間は深い記憶となって残っています。

写真　壱岐　EOS5Ds 24-70mm

フィルム時代に、いろんなフォーマットのカメラ、レンズを揃え、苦労した反省から「カメラは2台、レンズは10本まで」と、決めています。
CanonEOSボディ、EF50mmF1.4、EF50mmF2.5マクロ、EF100mmF2.8などなどを売却しました。
今は35mmフルサイズボディ2台。
シグマ12-24mm、EF16-35mmF2.8LⅡ、EF24-70mmF2.8LⅡ、EF70-200mmF2.8のズーム。
EF85mmF1.8、EF100mmマクロF2.8L、EF300mmF4の単焦点。
計、実質7本。防湿庫はガラガラです。
一番好きなのはEF85mmF1.8。スタジオの人物撮影は100％これで撮ってます。
Canonには85mmF1.2LⅡなんていうマニア垂涎のレンズがありますが、
私は機材マニアではないので。

書道家、篆刻家　師村妙石氏

Canon5Dsを導入しました。それにともない、24-70mmF2.8LをⅡ型に、100mmF2.8マクロをLレンズに買い替え。
PCもMacPro2013クアッドコアを購入しました。
レイヤーありとはいえ、一枚1GB越えの画像を2秒ほどで開けるのはさすがにMacPro。
デザインは最悪です。「ゴミ箱みたい」というのは許せますが、表面の光沢処理で映り込みがひどく、
モニター横に設置するのを諦めました。2006年型と同様に机の下にひっそりと暮らしています。
5Dsは快調そのもの。5,000万画素の威力を見せつけてくれます。
商業写真は宿命として「トリミングされる」ものなので、仕事での安心感が違います。
大出費を強いられましたが、大満足。

5月も下旬になると、福岡では午後8時頃まで明るくて、なんだか得した気分になります。
建築の撮影を時々依頼されるのですが、朝の光線からとっぷりと陽が落ちた夜の情景までを撮るのが基本なので、
朝9時から夜9時頃までがロケ時間になります。少々つらくはあるものの、トワイライトは黄金の時間です。

思うことあって、CanonEF40mmf2.8STM（通称パンケーキレンズ）を購入。
この夏はカメラを持ち歩くことにしました。
大学2年生の時の、「写真基礎２」の担任の和田先生がいわゆる「ストリートスナップ」派で、
大型カメラやスタジオワークにしか興味がなかった私にとっては、苦痛の一年間でした。
課題も「鎌倉」、「学園祭」なんてもん出されて、ちょっと真剣にエスケープを考えました。
カルチェ・ブレッソンよりもアンセル・アダムスでしょ。
時は流れて30数年、カメラはデジタルになったけど、今だに三脚を立てて撮るほうが好きですが、
ウォーキング中に使えるカメラが欲しくなったのです。
今、使っているiPhon5、娘のコンデジと使ってみて、重くはなるけどやっぱりファインダーを
覗かないと写真を撮っている気にならないので、5D＋40mmパンケーキに落ち着きました。
野外ではズームレンズばかり使っていたので、単焦点、しかも35mmでもなく50mmでもない
40mmレンズは意外にも新鮮で使いごごちで良いです。

ゴールデンウイーク始まりの5月2日。
妻は実家に、娘は東京に遊びに行き、一人を満喫しています。
7Fの部屋にはささやかなバルコニーががあり、初夏の陽を浴びて緑が生き生きと輝きだしました。
スズメ、ヒヨドリ、ツグミなどが羽を休めに訪れます。
ここのところ早寝早起き、少食、禁酒を続けているので、体調も徐々にいい感じになってきました。
夕方には海まで散歩に行くつもりです。

この夏は雨続きで、ほとんどどこにも出かけずスタジオにこもって物撮りばかりしていました。
物撮りと言っても、撮っていたのは近くの公園で捕まえてきたセミが主です。
大音響のクマゼミ、ちょっと地味なアブラゼミ、鳴き声はおなじみながら約40年くらい姿を見ていなかったツクツクボウシ。
でも、一番気に入ったのは、ちいさなちいさなニイニイゼミ。
可愛いです。
夏休みに、虫取りをする子供達をあまり見かけなくなりましたが、55歳の中年カメラマンにとっては
昔懐かしいセミ採りの夏でした。

成人式なんかも撮ります。ウチの娘の小学生からの同級生もいよいよ成人です。福岡を離れているため3月の撮影となりました。成人式当日よりもゆっくりと時間をかけられるのはカメラマンにとってもありがたいものです。当人はスタジオに入った時には「疲労度80％」の発言。慣れない着物だからね。

「Photoshopはいつも最新の物を使いたい」という希望のもと、バージョン5を購入して以来ずっとバージョンアップしています。（CS3を除く）
使ってなんぼのソフトウェアではありますが、新しいバージョンをインストール後、最初に立ち上がる起動画面を見るのは楽しみでもあります。
CS~CCまでの起動画面の中では、CS4のシンプルさに好感を持っています。

PhotoshopCC導入にあたりメインPCをMacPro2006からMacMini2012に変更しました。MacOS10.8MountainLionが入っていないPCではPhotoshopCCが使えないのが理由です。MacPro2006には10.6SnowLeopardまでしか入らないのです。デジカメ＋PCを使い始めてから、こういうたぐいのいたちごっこが続いています。気になるパフォーマンスを2台のPCで比較してみました。
MacMini 2012 i5 2.5 メモリー16GB PhotoshopCC  vs  MacPro 2006 2×2.66 Xeon メモリー12GB Intel520SSD180GB PhotoshopCS6             これで1枚60MBのtiff画像、65枚を一気に開くとどちらが速いか？
結果、Mini＝26.48秒　Pro＝33.60秒
仕事では日常的に納品の前に100枚前後の画像をいっきに開いて、最終チェックをするので、速いPCはありがたいものです。こういった単純作業では新しいPCの勝ちです。
USB3.0のHDケースを買ってHDも整理しました。
12月には新しいMacProの発売を控えていますが、はたして必要か？その前にMiniにSSDを入れたり、と考え中です。

スタジオの備品の一つとしてサイコロ、箱馬があります。商品を置いたり、脚立がわりにしたりと、まさに必需品。11月の撮影にそなえて久しぶりに白ペンキで塗り直しました。使うペンキはスタジオでは定番のSW-20。少し酸味を感じる独特のホリゾントの臭い。20歳の頃からこのペンキの臭いを嗅いできたので、缶のふたを開けると昔の記憶が蘇ります。学生時代のバイトやフリーになった頃のこと、そのころアシスタントについてくれたスタジオマンのこと。ずいぶん少なくなった六本木界隈のレンタルスタジオでは今日もこの臭いが漂っているはずです。

10月12、13日、鈴鹿サーキットに行ってきました。実は私は35年来のF1ファン。にもかかわらず実際のレースを見たことがなかったのです。感動しました！　今年が最後のV8エンジン。1コーナーへの飛び込みスピード、2コーナーからS字へのエンジンサウンド！　行ってよかった！コースマーシャルたちの整然とした立ち振る舞い、「レースを楽しんでもらいたい」気持ちが全ての人達から伝わってきて、現場に行かないとわからない雰囲気に満ちていました。おおげさに言えば「人生観変わった」鈴鹿でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　9月15日、「タモリカップヨットレース福岡」が開催されました。私は友人のEllie号で撮影係です。
80艇以上のヨットで海上パレードの後、「レース！レース！レース！」の予定でしたが、台風15号の影響で博多湾は波高く、スタートの直前に中止となりました。
レースはなかったもののバーベキューパーティーは大盛り上がり！　　　　今年はよく遊んでます。これも勉強でしょう。

東京の友人と話していると、今年は蝉の鳴き声が少ないと言う。
福岡でも、8年ほど前に大繁殖したときに比べれば少ないと感じる。
でも九州で今鳴いている蝉はクマゼミですから、午前中は大音量。
一匹のオスが金網にとまっているのを見つけ撮影しました。
アップで見るとすごい造形。

仕事の途中で寄った大分道路の山田サービスエリア。太陽光パネルがゆがんだオブジェのよう。とりあえず応援。

博多湾の外にある玄界島に行ってきました。「博多湾、海を見にゆく」の撮影を4年間やっていましたが、博多湾の外から陸方向を見るのは初めてです。
左に志賀島、右に能古の島、中央部に福岡市街が見渡せます。いつもとは逆に島が並んでいるのは、なんだか不思議な気分。
今回も友人のヨットに乗せてもらいました。いい仲間と夕日を浴びてとてもとてもいい一日でした。

友人のヨットに乗せてもらいました。
小戸ヨットハーバーまでは自転車で5分位。
博多湾は少々波高く、ググッと傾きながら潮をかぶりフンイキ満点。
能古の島を一周して、すっかり日が暮れて戻りました。
風景は霞んでいたけど博多湾を大満喫。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

福岡は晴れが続いてたものの、モヤってました。
我が家のバルコニーからいつも見えている背振山も霞の中。
引っ越してきて10年、こんなに長く空気がクリアーではないのは
初めてです。
北側に一部見える能古の島もぼんやりです。
やっぱりPM2.5のせい？

福岡アジア美術館8Fにて、5月9日〜14日、福岡江古田会第13回アート展を開催します。
「日大芸術学部の卒業生の会」です。
学校が西武池袋線の江古田（えこだ）駅にあることから、会の名称となっています。
江古田には他に、武蔵野音楽大学、武蔵大学があり、学生街の雰囲気に満ちていました。
私にとっては懐かしいひびきをもった名前です。
アート展には第12回から二度目の出品ですが、今回は「博多湾、海を見にゆく」から
A1サイズを8点ほど出品の予定しております。
近くにおいでの際には、ぜひお寄りください。

福岡市早良区を佐賀方面に車を走らせると、
まだまだ田園風景が残っています。
今の季節は、れんげ畑のピンク色が目にやさしく、
心穏やかです。

散歩道の途中にある駐車場の土留め。
人にはそれぞれの美意識があるのだと思う。
こういう「仕上げ」は嫌いじゃない。